猫に関する神社に行きたい!東北・中部・近畿地方編

猫に関する神社は東京以外にもたくさん!猫に関する伝説があったり、天候で行けなくなる神社があったり、町全体で猫推ししていたり、神社や場所によって様々な特徴があって面白いですよ!実際に足を運んで、伝説を紐解くのはいかがでしょうか?
今回は東北・中部・近畿地方を中心にピックアップしてみました。さて、どんな神社があるのでしょうか・・・。

【神社】

■田代島の猫神社



住所: 宮城県石巻市田代浜仁斗田
行き方:■定期船発着所まで
JR石巻駅から路線バス → 「網地島ライン」下車 → 定期船発着所
JR石巻駅からタクシーで約5分 → 定期船発着所
■定期船発着所~田代島まで
定期船発着所 → 約40分の「仁斗田港」下船 → 徒歩約20分

御祭神:
美與利大明神(みよりだいみょうじん)・・・猫の神様。

どんな神社?:
船に乗って訪れる通称「猫島」は、島全体が猫のパラダイス!あちらこちらに島猫が暮らしており、訪れた人に警戒なく近づいてきます。多くの猫好きさんが集まる聖地です!
そんな島の中にあるのが「猫神社」。社の周りには招き猫や、丸い石がびっしり置かれています。

猫神社のいわれ:
昔から猫は大漁を招くと言われ島民から大切にされており、島の猟師は猫の動作を見て天候を予測するなど、お互いが支え合った関係でした。
ある日砕石作業をしていた所、一部の石が猫を直撃して猫が死んでしまうトラブルが起きました。
その事に心を痛めた船主が、猫の安全と大漁を祈願する為に小さな祠を建て、猫を神様として祀った事が始まりとされています。

■猫塚神社(ねこづかじんじゃ)  ← 少林神社(ねこづかわかばやしじんじゃ)内


住所: 宮城県仙台市若林区南小泉1丁目8
行き方:仙台市営バス「古城三丁目・霞の目(営)」 → 「南小泉二丁目」で下車

御祭神:猫?

どんな神社?:
猫塚古墳の跡地に建つのが「少林神社」で、その社殿の左側に猫塚神社があります。
ここにも猫伝説があり、それにちなんだ「ねこまつり」が毎年秋に行われます。

猫塚の伝説:
昔、この地域に住んでいたお姫様が1匹の猫をとても可愛がっていました。
ある日猫が姫様にまとわりついて離れず、さらには飛び掛ろうとしたので、怒った殿様が猫の首をはね飛ばしてしまいました。
すると、猫の首はお姫様を狙っていた大蛇の元に飛んで行き、大蛇の喉元に噛みついて殺してしまいました。猫は大蛇からお姫様を守ろうとしていたのです。
殿様はその事実に気付き、猫を斬った事を悔やんで塚を建て、猫を弔ったのが猫塚の始まりとされています。

ここに注目①!:
「少林神社」の創建された歴史はハッキリとは把握されていないようです。今では神社より猫塚の方が有名になっているそう。

ここに注目②!:
毎年の秋に行われる「ねこまつり」は猫ファンなら知っているお祭り!
猫音頭やイベント、出店で楽しめるほかに、猫耳をつけてコスプレしたり、午後2時22分(ニャーニャーニャー)の時間に「ニャー」と叫んだり、面白そうな企画が猫ファンに注目されています。

■犬の宮・猫の宮


住所:山形県東置賜郡高畠町高安277
行き方:JR山形新幹線高畠駅 → タクシーで約10分

御祭神:
猫のたま・・・養蚕の神

どんな神社?:
犬と猫を祀る神社。病気平癒・慰霊で訪れる人が多いです。犬の宮・猫の宮で分かれており、それぞれの社殿にはペットの写真や首輪がびっしりと貼られています。大蛇を倒した猫の伝説が残る神社です。

猫の宮のいわれ:
約1200年前の話ですが、村に子供のいない夫婦がおりました。その夫婦は子供の代わりに猫を可愛がっていましたが、不思議と猫がすぐに死んでしまうのです。困った夫婦は観音菩薩に「丈夫な猫を授けて欲しい」と祈願しました。その夜、夫婦の枕元に菩薩が現れ「猫を授けるから大切に育てよ」と告げられたのです。

よく朝、菩薩のお告げ通り庭に一匹の三毛猫がいました。夫婦はとても大切に育て、猫も夫婦についてまわるほどよく懐くようになりました。
ある日妻が厠へ向かうと、いつも通り猫もついてきましたが、猫は天井を睨みつけて唸っています。
それを見て怖くなった妻は夫に相談し、夫が妻の着物を着て厠へ向かうと、猫はついてきて同じ現象を起こします。
気持ち悪さを感じた夫は、なんと持っていた刀で猫の首を切り落としてしまいます!その首は天井まで飛び、天井裏で人間を狙っていた大蛇を噛み殺しました。

猫は大蛇から夫婦を守る為に授けられた猫だったのです。
その事に気付いた夫婦は、自分達が犯した事態を悔やみ、真相を村中に広めました。そこで供養の為にお堂を建て、猫を神様として祀ったのです。

ここに注目!:
社殿の中の写真やペットが使用していた首輪など、とにかくビッシリ!それぞれに思い出がこもった写真には、「天国でも安らかに過ごして欲しい」、というメッセージや、「今抱えている病気が治りますように」という祈願があったりと、飼い主さんの気持ちが伝わってきます。

■南部神社(なんぶじんじゃ) 別名 「猫又権現(ねこまたごんげん)」


住所:新潟県長岡市森上1062
行き方:
・JR長岡駅前バスのりば『栃尾車庫前行き』バスで約49分 → 「栃尾車庫前」下車→半蔵金新山線乗換「森上」下車 → 徒歩すぐ
・JR長岡駅から車で約40分

御祭神:
軻遇突智命(かぐつちのみこと)・・・火の神様・鍛冶の神様

どんな神社?:養蚕が盛んな昔、それを狙うネズミを退治する猫を祀った神社です。商売繁盛や、運気上昇を願う参拝者が訪れます。

ここに注目!:狛犬と並んで「狛猫」の石像が参拝者を迎えてくれます。その姿はポテッとしていて、可愛い!

■軻良根古神社(からねこじんじゃ)

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住所: 長野県長野市篠ノ井塩崎 軻良根古神社
行き方:

御祭神:大己貴神(おおなむちのかみ)・・・国造り・農業・商業・医療の神様
建御名方神(たけみなかたのかみ)・・・農耕・狩猟の神様、風の神様

どんな神社?:
巨大ねずみを退治した中国の猫を祀った神社です。巨木の立派さに古い歴史を感じます。

神社のいわれ:昔、巨大なねずみが畑を荒らしたり、人を食べたりと危害を加えていました。困った村人は、巨大ねずみを退治できる猫を中国の「唐の国」から連れて来て戦わせました。巨大ねずみと猫は、それはそれは地形を変えるほど激しい戦いとなり、岩を破った衝撃で湖水が一気に流れ(今の千曲川となる)、2匹はもみ合ったまま流れされてしまいました。それから巨大ねずみは現れず、川の下流では流れ着いた猫が発見されました。
この猫を祀る為に社を建てたのが、始まりとされています。

■笑福招喜猫神社(しょうふくまねきねこ) 

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住所:愛知県常滑市栄町6-134
行き方:・名鉄常滑線「常滑駅」 → 知多バス「知多半田駅」行き約7分 → 「長峰」バス停下車 
    ・セントレアライン常滑インター → 車で約5分

御祭神:黒猫

どんな神社?:「常滑焼ヤマタネ」内にある神社で、社には伊奈武八氏の作品である黒猫の萬助猫がご神体として置かれています。以前は別の場所に笑福招喜猫神社がありましたが、移動して現在の場所になっています。

常滑焼ヤマタネ:常滑市は日本一の招き猫生産地と言われており、ここ「常滑焼ヤマタネ」さんには数多くの招き猫が置かれています。訪れるだけでも何か良い事がありそう!圧倒されるほどの招き猫だらけで、表情もご利益も様々。どの招き猫にしようか迷ってしまいますよ!

■淡路島猫神社(あわじしまねこじんじゃ)

住所:兵庫県淡路市浦668-2 淡路市立中浜稔猫美術館内
行き方:・東浦バスターミナル → 徒歩約2分
・東浦IC → 車で約3分

御祭神:猫・・・「こま」と「チヨ」

どんな神社:兵庫県淡路市浦にある東浦ターミナルパークにある「猫神社」は、墨絵画家の「中浜稔さん」によって建立された神社です。淡路市立中浜稔猫美術館の入り口隣に位置しており、是非、美術館の猫浜物語を見て神社へ足を運んで欲しい!
猫神社の神様は、猫夫婦の「こま」と「チヨ」。縁結びや子孫繁栄のご利益があるそうですよ。

猫浜物語:奈良時代の後期、政治の抗争に巻き込まれ淳仁天皇が飼い猫「チヨ」と一緒に淡路に追放されてしまいました。その淳仁天皇の飼い猫「こま」が白イルカに乗って淡路まで後を追いかけましたが、すでに淳仁天皇は亡くなった後でした。絶望した「こま」は淳仁天皇を追って死のうと(すでに瀕死状態)しましたが、「チヨ」による手厚い介抱で命を引き留められ、やがて夫婦となり子宝に恵まれて生涯を共にした、という物語です。

ここに注目①!:猫神社にある神石には、猫夫婦の「こま」と「チヨ」のモニュメントがはめ込まれていて可愛い!

ここに注目②!:美術館には猫の墨絵画が約120点も展示されており、約4000匹の猫が登場するらしいです!美術館と猫神社の両方を楽しんで!

【猫に関する神社に行きたい!東北・中部・近畿地方編まとめ】

猫に関する伝説がいくつか残っていましたが、それぞれ内容が面白いですよね。しかし、猫と大蛇の関係って何なのでしょう。それに昔の人はすぐに猫の首を斬り飛ばしすぎ・・・。
可愛がってた猫でしょ!?と思わずツッコミを入れたくなります。
猫と大蛇の関係はまた触れるとして、他にも巨大ネズミを倒したり、猫夫婦の物語があったりと、あちこちで猫が伝説を残しているようですね。その地を実際に訪れて確認するのも、神社巡りの一つとして面白いと思います。