秋に気を付けたい猫ちゃんの病気と対策!


暑い夏が終わると過ごしやすい秋がやってきますね。
季節の変わり目は、温度差が激しく体調を崩しやすいですが、それは猫ちゃんにとっても同じ事。
ましてや、猫ちゃんは寒さがとっても苦手なので注意が必要です。
 
そこで今回は、これからの時期で気を付けたい猫ちゃんの病気やその対策、注意するポイントなどをまとめてみました!

【気を付けたい病気と対策】

■尿石症

 
・・・尿結石と呼ばれる結石がオシッコの障害となり、それが原因で体調が崩れる病気です。
結石が膀胱や尿道にできると、トイレの回数が異常に多い、オシッコが出ていない、血尿が出る、トイレの際とても痛そうにしている、など苦しい症状が現れます。
それは特に猫ちゃんに多く、これからの涼しい季節から注意が必要な病気です。
その原因は肥満や運動不足など様々ありますが、涼しくなる時期は、水分を摂取する量が大きく減るのも原因の一つだと言われています。
 
元々、猫ちゃんは水分摂取が少ない生き物であり、尿結石ができやすい体質を持っています。
なので、水分摂取が減少する時期からこの病気が増えやすいのです。
この病気は痛みや苦しみで辛い病気ですが、早い対応では投薬で治る可能性が大いにあります。
 
しかし、発見の遅れや症状の放置をしてしまうと、尿毒症から死亡してしまうケースもある恐ろしい病気なので注意が必要です。
 
対策→ 新鮮なお水をいつでも飲めるように準備しておきましょう。
水分を取って貰えるように、出汁を混ぜるなど工夫すると良いでしょう。
また、尿結石ができる体質だと重要なのは「ご飯」になります。
尿結石が一度でも出来ると、一生専用のご飯を与える事になりますが、それも愛猫ちゃんの個性だと思って付き合いましょう。

■肥満

・・・気候が寒くなってくると、脂肪を蓄えておこうと食欲が旺盛になってきます。
これは当たり前の行動であり、病気ではありません。
 
しかし野生の猫ちゃんなら必要な行動であっても、室内生活の猫ちゃんには肥満を引き起こす原因となります。
快適な室内では、無駄なエネルギーを使う機会も少ないですよね。そりゃ本能に任せて食べていれば太ります!
 
対策→ 肥満により心臓系の病気や関節疾患、糖尿病や上記の尿結石を引き起こす可能性があり、太り過ぎを甘く見ていると可哀想な事に・・・。
健康をしっかり意識してあげるなら、食事の管理をしっかりと行ってあげましょう。
 
 

■毛玉症

・・・秋は冬の準備として毛が抜け替わる時期です。
長毛種の場合、毛づくろいの際に毛を飲みこみ、それが胃や腸で溜まってしまう毛玉症という病気が起こる事も。
 
対策→ 特に長毛の猫ちゃんを飼っている飼い主さんは、こまめなブラッシングケアをし、皮膚の新陳代謝を高め、発毛を促してあげましょう。
 

■ノミ

・・・『ノミは夏だけ活動する』、という間違ったイメージを持っていませんか?
ノミは気温が13℃以上あれば活動・繁殖が可能な生き物。
現代はクーラーや暖房器具により快適な環境のお部屋が多いので、一年中活動が盛んになります。
よって、年中ノミ対策が必要となります!猫ちゃんの皮膚に、毛の間に、ピョンピョン動くノミがいると考えたら気持ちが悪いですよね・・・。
 
ノミに住みつかれた猫ちゃんも痒くてたまりません!
掻き毟った皮膚の傷口が炎症を起こし、そこから菌が入ったり、炎症が広がったりすると症状が最悪なケースになる事も。
これはノミだけでなく、ダニにも同じ事が言えます。
 
 
対策→ 動物病院で駆除剤を処方してもらいましょう。
市販より、動物病院でもらう薬の方が効き目は高いです。
特に猫ちゃんの自然治癒力はあまり期待が持てませんので、薬の力に頼る方が良いです。

■猫エイズ

・・・個人的に猫ちゃんで一番怖い病気が猫エイズまたの名を猫白血病です。
猫ちゃんには多い病気であり、外に出る機会が多い猫ちゃんに発症率が高いです。
 
この病気はウイルス性であり、猫の名前が付く通り、猫ちゃんのみに発症される病気です。
人間でもエイズがあるように、猫ちゃんも交尾によりうつり、出産した子猫に引き継いで広まっていきます。
秋は動物にとって発情期の時期でもあり、野良猫や家猫関係なく広まっていくので、なるべくなら他猫との接触は避けたい時期です。
 
症状は、体重の減少や下痢から始まり、病状が重くなってくると内臓や皮膚にも影響してきます。
この病気で恐ろしい点は、『すぐには発症しない』という所。しかし、発症してしまうと経過は早く、みるみる痩せて弱り、最終的には立てなくて横になったままになり、1週間程度で死亡してしまいます。
 
 
対策→ 他の猫との接触を避けるか、発情期(春や秋)の時期は外に出さない、毎日の食事の量をチェックし、痩せていないか確認をする。

*気を付けるポイント!

 体重が増えるよりも痩せる方が問題です。
猫ちゃんが痩せる原因は、夏バテで食欲が無い、偏食で中々食べない、病気の関係で食欲不振になり痩せる、など挙げられます。
ですから、日々の愛猫の体格や体重のチェックは重要なポイントになります。
 
 しかし、意外に猫ちゃんの体重を計る飼い主さんは少なく、愛猫の体重の変化に気付きにくいのが現実。
『うちの猫ちゃんは丸々していて大丈夫!』と思っていても、それは猫ちゃんの毛によってそう見えるだけかも知れませんよ!実際の体格を手で触ってみて下さい。

①背中を触ってみて!
手で背中を触った時、骨の感触をしっかりと感じるなら痩せています。
 
②食欲はある?しっかり食べている?
もし、食欲はいつも通りなのに体重が減少していくようなら内臓に問題が起こっている場合があります。
さらに、痩せて食べる事が出来ないケースもあり、ご飯を全く食べない、水ばかりを飲む、などの異常な症状が出た場合はすぐに動物病院で診てもらいましょう。
食欲が無いからと言ってご飯を変更したりせず、いつものご飯を温めたり、ミルクを混ぜてみたり、工夫をして様子を見る事も大切です。
 
 

【秋に気を付けたい猫ちゃんの病気と対策まとめ】

どんな病気も、早期発見で病状を回復、または軽くする事が出来ると思います。
それには飼い主さんの健康管理、体重や体形のチェックなどが必要不可欠であり、猫ちゃんを飼う以上、発生する責任です。
 
室内だけでなく外を自由に歩き回る猫ちゃんも多いと思いますが、その場合は避妊や去勢も考えなければいけません。
生き物を飼うという事は、飼い主さんが守る責任も費用も発生する事だと肝に銘じておきましょう。