【猫飼い初心者向け】噛み猫への対処・噛み猫のしつけ

猫:噛む理由って?

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猫は人間社会の中にすっかり慣れて、愛されすペットになって久しいのですが、
人間と生活を共にすることができる動物の中では、非常に野性味も持ち続けている動物の一つと言えるでしょう。

本来は狩猟動物で、今は、関猫がネズミを捕まえる環境ではないとも言えますが、狩猟本能はいまだに消えていないのです。

 

 

そこで、猫たちは遊びの中でその本能を満足させているとも言えるでしょう。
猫というのは、本能を刺激する動き、音、においを感じると、おなかが空いていなくても、食料としてではなくても、狩猟本能からターゲットとして遊んでしまうのです。

体を低くかがめ、お尻を少し持ち上げるようにして、尻尾の先端を丸める。これが、獲物を狙うときの姿勢です。

まさしく、足踏みをしながら、この姿勢でターゲットに襲いかかるチャンスを待つのです。
そして、今だとそのタイミング来たら、猫はターゲットに飛びかかり、前足で抱え込んだ上で、噛みつくのです。

また後ろ足でキックしたり、前足や口を使って、獲物を、まりのように高く放り投げるのです。

このような動作は、遊びによって、本能を満足させているのです。

 

 

このように、猫はお腹が空いていなくても、本能を刺激されると飛びかかっていくのです。

これが猫の本能であり、猫が噛んだり引っかいたりするのは、猫にとっては当たり前の行動なのです。

それをきちんと理解することができれば、猫のこのような行動に恐れは少なくなるのではないでしょうか?

猫は噛みたくてあなたを噛もうとしているのではないのです。

本能がそうさせるのだとしたら、人間のほうでは、それを避ける工夫をすることが必要ですね。

噛み猫のしつけ:噛むということ

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猫があまり好きでない理由によく言われるのは、猫が噛むということが挙げられます。

でも、猫って、噛むもんなのですよね。それが本性かもしれない。

と同時にだからこそ、猫の噛み癖についての相談も増えているんです。

それは、犬も同じですが、噛まれた時にそこから細菌が入り込む心配をする人が増えていることもあるでしょう。

 

 

また、甘噛みということを知っている猫でも、特に乳歯の時代の子猫の歯というのは、針の先のようにとがっているので、ちょっとした噛み具合でもとても痛いからなのです。

ただし、同じ噛む行為でも、遊んでいる時とパニックの時ではまったく違います。
パニックの時には、自分の身を守ろうとする行為ですから、遊びの最中の甘噛みが加減を超えてしまった時とではおのずから違うはずです。
そこで、噛まれた時の状態を冷静に振り返ってみる必要があるのです。

 

 

そして、なぜネコは噛みたがるのか、噛まれたら、どのように対処したらいいのか、知っておいたほうがいいと思うからです。

猫が遊びの延長で噛む場合、愛情表現で甘噛みをする場合などのほかに、飼い主が不注意で急所を触ってしまったり、イライラの気分の時にいじられたりするからですから、猫にもそれなりの理由があるのです。

もしくは、病気などで痛くて反応して噛む場合もあります。

ですから、噛まれた時こそ、その状況と意味をよく考え、冷静にしかも、愛情をしっかり示す必要があるのです。

噛まれた時こそ、飼い主になにか落ち度がなかったかを考え、次回からは同じことが起きないように注意しなければならないのです。猫が人を噛む時には必ず理由があることを忘れないでください。

猫:遊びの「噛む」って?

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成長過程の子猫同士の遊びを見たことがありますか?視力は生後10 日もすればまず目が開きますが、目でおうことができるのは、通常は、生後4週間ほどといわれています。
足元が危ない時期には、お母さん猫の動く尻尾にじゃれるぐらいで、敏捷に動ける練習をしている時期なのです。

兄弟猫がいれば、子猫たちは追っかけっこをし、飛びかかり、前脚で抱え込んで後ろ脚で猫キックして噛みつき合います。
興奮しすぎて本気で噛み合い痛い思いをすると、一方は大きな声で悲鳴(抗議)をあげたり、またはもっと強く噛み返すという防御と攻撃のやりとりをする中で、仲間同士の限度(「甘噛み」という加減)も体得していきます。

 

 

完全室内で何世代も飼われてきた今の猫たちは、目的(食料)のための狩猟は忘れかけていますが、自分の狩猟本能を刺激するものに対する反応は衰えていません。
子猫同士での「遊び」は、狩りの能力を磨くと同時に、猫という仲間の社会性や性行動の勉強にもなっていて、猫の正常な成長にとって身体的にも精神的にも必要不可欠だといえるでしょう。

こうした理由から、可能であれば、新しく迎え入れる子猫は最低生後2.3ヶ月まで、親兄弟との生活を経験してからの方が望ましいでしょう。

 

 

もし幼いうちに、ひとりぼっちになった猫の場合は、そのような社会勉強の基礎ができていませんから、噛みつきかたの加減を知りません。
飼い始めた子猫が、本気で噛みついてくるようでしたら、あなたがその子猫の親や兄弟になったつもりで、子猫と遊び、教育する(しつけをつける)必要があります。

猫の性質によっては、軽い鼻ピンなどが効果的な場合もありますが、基本的に人間の手を使った体罰は避けるべきです。

噛み猫のしつけ:噛まれた時には

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猫の歯は鋭いものです。もしも、猫に噛まれてしまったとき、あなたはどうなさいますか?
思わず、「痛い」って、声を出すのはだれでも同じですが、さて、それは猫には通じているのでしょうか?
一度「痛い」って、叫んでも、猫って予想以上に執念深い?子猫に限らず、一度でやめてくれるとは限りません。

 

 

と言うのも、猫も人間の子供同様、眠くなってくると、体が温まり、歯がむずがゆくなると言われています。
だから、噛みつきたくなるのですよね。そのしつこさはとどまらず、からみついて、歯をむき出すことがあります。
ですから、特に子猫の場合、噛みつきたがる時は、眠くなってきたのだと知るほうが安全です。

 

 

怒りを表す噛みつきでない場合、もしも噛まれちゃったら、本気で怒ったり、いつまでも相手をするのはやめましょう。
つまり、噛みつかれた手を思わず、引っ込めてしまうものですが、これは猫余計に噛むことを促しているようなものなのです。
動くものを噛みつくって、猫の本能的なものとも言えますが、まずは、噛まれた指などを逆にのどの奥まで突っ込んでみてください。

 

 

或いは、手を広げて猫の口を抑え込む、痛い時には大声で「痛さ」を伝えます。もちろん、猫の目を見ながらです。

犬も同じですが、同じ反応を示す飼い主には猫も賢く理解を示すものです。と言っても、すぐにとはいきません。
しつこく噛み続けようとする猫には、猫と同じくらいのぬいぐるみを与えるのもいいでしょう。
これを相手に、思いっきり、ぬいぐるみを噛みつくようになるケースが多いです。他には、自分の尻尾や前足を猫に噛ませる方法もあります。
自分の体で痛みを理解させることもできるのです。それでも噛みつきが治らない時には、自分が親のつもりで、猫を噛んでみましょう。
徹底的にこれをすることで、人間の力の強さを教え込むことが大事になります。

噛み猫のしつけ:噛む猫を上手に遊ばせるには

猫は動く手を見ると、すぐに噛みつきたがるのが普通です。
特に生後3 ,4ヶ月の猫は歯がかゆくなるので、どうしても歯ぐきを刺激したいからですが、そのために、猫に手を出すのが怖かったり、手で猫を遊ばすことができなくなる人がいます。
ですが、これは猫には不幸なことで、人と一緒に遊ぶ喜びを失ってしまいますよね。
では、どうすれば、猫に手を差し出しながら、無事に遊ぶことができるのでしょう。

 

 

例えば、手を差し出す場合に、猫を挑発するような、じらす方法をとってはいませんか?
猫にとって、あなたの手は安心できる気持よいものになっているでしょうか?
そんな気持ちをまず、猫に持たせる工夫が必要だったのです。ですから、猫を興奮させすぎないようにすることが大事です。

 

 

猫がどんなに喜んでいても、あるいは、猫じゃらしのようなおもちゃにじゃれていても、飼い主であるあなたは常に冷静に猫を見ていなければならないのです

そのほか、布団の下で手を動かして、猫が喜んで噛みつく、そんな遊びをする人がいますが、これもまた、猫に噛みつくという習慣をつけさせてしまうことになります。
猫が喜ぶからと言って、自分に痛みがないからと言って、どんな遊びでもいいということにはならないことを忘れないでください。

 

 

猫と手で遊ぶしつけに限らす、猫と楽しく暮らすには、長い目で見た習慣付けが必要です。常に猫の要求にこたえていると、さらに、猫はわがままになりますし、猫のほうがえらい存在になりかねません。

いいことをしたら、ほめ、幼いからと許し過ぎず、最初からきちんとしたしつけをすることで、いつの間にか、猫は飼い主と本当にいい仲間になれるのです。
最初が肝心であることも忘れないようにしましょう。